2018年11月9日に埼玉の飯能市にという北欧をテーマとした新たなテーマパークリゾート「メッツァ」がオープンしました。核となるムーミンパークは来年3月開業予定となっていて、今はまだ一部だけの開業ですが、なかなか良いところでした。
メッツァ(metsa)は埼玉県飯能市の宮沢湖畔にあるリゾート施設。もともと遊園地があった場所を今風のリゾートに作り変えた場所です。まだ部分開業の段階で、来年3月に、ムーミンのテーマパークが完成予定。ちなみにムーミンのテーマパークは本国フィンランド以外では世界初とのことです。
メッツァへは西武池袋線で行きます。最寄駅の飯能駅からは直通バスが出ていますが、今回は歩いてみました。駅前の通り沿いには意外にもおしゃれなお店がいくつか有りました。そして駅から40分くらいでメッツァ到着。
メッツァは入場料無料でした。入口から森のなかの道を進むと、正面にMarket Hallという建物があります。
Market Hallの中には北欧の雑貨や食べ物を扱ったお店や、地元野菜や地元ブランドのハムである「サイボクハム」のお店があります。また、弁当やお菓子も売っていました。
market HALLの奥にはVIKING HALLがあり、レストランがいくつかありました。今回は私の好きなラーメン屋のAFURIがあったので、ラーメンにしてしまったのですが、2階にあるちょっと変わったサンドイッチのお店(LAGOM)も気になりました。ちなみにLAGOMはちょっと覗いただけですが、IKEAの家具が使われていたり、Kindleの無料貸出も行っていたりと、斬新な店内でした。
Viking Hallの隣には、ウッドチップが敷かれた広場があり、周りに軽食のお店がいくつか並んでいました。
ソーセージなどを買って、石の上でバーベキューができるお店も有りました。
Viking Hallの周りは、屋外テーブルやベンチが置かれ、池を眺めながらのんびり食事ができます。食事をしないで、昼寝をしたり、読書をしたりというのも良いかもしれません。屋外ストーブがあるので冬でも温かいし、テントやパラソルもあるので、夏でも日陰に入って涼しく過ごせそうです。
Market Hallの南側は子どもたちが遊べる芝生の広場がありました。そしてその周りには、イベントスペースや、子供のおもちゃから本格的なカヌーまで作ることのできる工房など、さまざまな「体験」を提供する施設が並んでいました。
先程の工房の奥には、カヌー乗り場があり、1人1時間2000円で、木でできたカヌーに乗って宮沢湖を遊覧することができます。カヌーの数は少なく、私が行ったときは十人以上順番待ちをしていたので断念してしまいました。
湖の周りには遊歩道が有り、周辺はちょうど紅葉が見頃でした。遊歩道は途中で行き止まりになっており、その先には建設中のムーミンパークがありました。私はムーミンのことはよく知らないですが、ジップラインとかアスレチックのようなものもできるらしいので楽しみです。
メッツァの隣には、温泉施設の「喜楽里 別邸」があります。こちらは北欧ではなく純和風の温泉です。メッツァで遊んだあとは、温泉と岩盤浴に入って帰るのもよいでしょう。
メッツァは前から気にはなっていましたが、今回行ってみて、思ったよりも良い場所だと思いました。単なる商業施設ではなく、湖畔の自然と北欧風の雰囲気や食事を楽しみながら、自由にのんびりと休暇を過ごすことができるリゾート施設です。そして3月のムーミンパーク開業で、さらに楽しみ方が増えることでしょう。待ち遠しいですね!