伊豆―海とキャンプと温泉の旅

キャンプ場の夜景 / Nightscape of The Camp Site

梅雨の晴れ間の土日に、伊豆旅行に行った。今回の目的は、ふるさと納税の返礼品の赤沢温泉入浴券を使うこと、そして、直前にネットで見つけた伊豆・宇佐美の新しいリゾート施設を体験することだ。この記事では、単なる旅行日記ではなく、ちょっとレポートっぽい感じで訪れた場所について紹介していく。

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旅程

1日目(6/30):
自宅~いしだ商店(昼食)~Grand Cereus Village(テント設置)~宇佐美海岸~かんぽの宿伊豆高原(日帰り入浴)~Grand Cereus Village(テント泊)

2日目(7/1):
Grand Cereus Village~白浜海岸~赤沢温泉・居酒屋赤沢亭~赤沢日帰り温泉館~自宅

Grand Cereus Village

Grand Cereus Villageは、みかん農園を利用した新しいリゾート施設。伊豆最大のみかん農園である、宇佐美農園に隣接している。

宇佐美から亀石峠に行く道を進んでいくと、「宇佐美農園」の看板がある。そこを右に入っていくと駐車場があるのでここに車を止める。駐車場にある大きな柱サボテンがVillageのシンボルのGrand Cereus。Grand Cereusの左側にプレハブ小屋があり、その奥が入り口。

駐車場とGrand Cereus / Entrance of GCV
駐車場とGrand Cereus / Entrance of GCV

入り口から未舗装の坂道を上がっていくと、おしゃれな建物のGrand Hutteが現れる。ここは管理棟になっていて、ここで受付をする。Grand Hutteの中には数々の昆虫の標本や、ちょっとした遊び道具、そして軒下にはハンモックがある。ここで時間を過ごすのもありだ。

Grand Hutte (1)
Grand Hutte

ヒュッテの背後にはみかんの丘(Grand Picnic Field)が広がっている。流石にこの時期は暑くて無理だが、春・秋・冬にはこの丘でピクニックをすることができる。時期によってはみかん狩りもできるようだ。

みかんの丘 / Hill of Mandarin Orange
みかんの丘 / Hill of Mandarin Orange

丘の上部からは、海が見える。空気が澄んでいれば伊豆大島も見える。海を見ながらベンチに座ってのんびり過ごすのも良い。

Grand Picnic Field
Grand Picnic Field

Village内の道は未舗装。今回はサンダルだったので足がだいぶ汚れてしまった。歩きやすく、多少汚れても良い靴がおすすめ。

Picnic Fieldへの道 / Path to The Picnic Field
Picnic Fieldへの道 / Path to The Picnic Field

上の方にはGrand Bamboo Forest(竹林)もある。春にはたけのこ狩りもできるらしい。

Grand Bamboo Forest
Grand Bamboo Forest

Village内の東側には芝生の広場があり、そこでキャンプができる。また直火でなければBBQもOK。大きな炊事場などはないが、Grand Hutteの隣に流し台があるので、BBQはそちらでやったほうが便利。今回はテントやBBQ道具は持参したが、レンタルも可能。なので、食材だけ持ってくればキャンプとBBQができてしまう。

キャンプ場の夜景 / Nightscape of The Camp Site
キャンプ場の夜景 / Nightscape of The Camp Site

今回は夏の暑い日に来たため、テント泊してちょっと偵察しただけで終わってしまったが、次はもっと涼しい時期に来てのんびりピクニックでもしてみたいなあと思う。

よくあるみかん農園はみかん狩りをしたら終わりだが、ここはそうではない。弁当を持ち込んでピクニックをしてもよいし、シートを広げて昼寝をしても良い。テントを張ってキャンプやBBQをしても良い。今までありそうでなかった、自由に過ごせるリゾート施設なのだ。

赤沢温泉郷

赤沢温泉へは、神奈川県松田町のふるさと納税で手に入れた温泉&食事券を使うために訪れた。ここはDHCが運営する温泉リゾートで、海沿いの森のなかに、温泉、宿、レストラン、スポーツ施設などが密集している。

我々はまず最初に、居酒屋赤沢亭を訪れた。ここは古民家風の建物の和風レストラン。窓の外には美しい日本庭園も広がっていて、いい雰囲気の場所だった。食事は刺し身など海鮮料理中心の特別御膳を頂いた。

次は赤沢日帰り温泉館で温泉に入った。私の中では、これまでで最高の露天風呂だった。流石に風呂の中の写真を撮るわけには行かないので、画像はない。どんな温泉かは公式Webサイトの方をチェックしていただきたい。

またここでは、シャンプーやボディーソープ、その他洗面台にあるケア用品等も全てDHCの物が置かれていて、そこら辺の温泉施設よりも上質な温泉施設だった。

1日目は宇佐美、2日目は白浜の海に行った。宇佐美は穏やかで遠浅の海、白浜も遠浅だが、ちょっと波のある海で、サーファーも結構いた。

両日とも気温は30℃を超えてかなり暑かったが、宇佐美も白浜も水は意外と冷たく、10分くらいが限界だった。寒くなったら出て日光浴して、温まったらまた入るの繰り返しだった。

宇佐美海岸 / Usami Beach
宇佐美海岸 / Usami Beach
白浜海岸 / Shirahama Beach
白浜海岸 / Shirahama Beach

その他

1日目の昼食は小田原と真鶴の間にあるいしだ商店でしらす丼となめろうを食べた。値段は結構するが、普通にうまかった。あとここではイカや貝等を頼んで、自分で浜焼きにして食べるなんてこともできる。

1日目の夕方は伊豆高原のかんぽの宿で日帰り入浴をした。ここはどこにでもあるごく普通の温泉だった。

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